スウェーデンの教育は、家庭でどのようにおこなわれてのか

 日常生活、政治、子育て、教育、仕事、男女関係、
スウェーデンの市民社会は、女性の視点からみたら、
どのようになっているのでしょうか。

 この2月、スウェーデンのウプサラ(Uppsala)市に
居住したり勤務するスウェーデンの人達に会い、仕事や
子育て、教育、男女関係、政治など、市民社会が実際
どのように営まれているのか、男女平等先進国と言わ
れているスウェーデンの実情の一部を探ってきました。

スウェーデンの教育は、家庭でどのようにおこなわれてのか



 ウプサラ郊外の住宅地に住む、二人の息子(6歳 と3歳
を育てるサンボのカップルM.HさんとM.Vさん。サンボとは
同棲婚のこと。スウェーデンではサンボが増えている。
 男性は高校の社会の先生、今は休職し、大学院で政治的な
視点からの社会的持続可能性教育を研究している。女性は、
ストックホルムの会社に通勤しているジャーナリストである。
職場でトップになったので、子どもの養育に関して、週に
1日か2日は自宅で仕事が出来るが、それ以外は、プレス
クール(幼稚園)への送迎は男性が週に3回行なっている。

 高学歴である程、平等に負担、学歴が低い程、昔の男女の
役割が残っている社会。小学校の前の就学前スクールは、義
務ではないが、95%の子どもが通ってる。1歳からプレス
クール、6歳からの一年間は就学前スクールと、無料の学校で
親にとっては、就労を助け、こどもにとっては、自由に学び
遊ぶいう時間が、かなりある。

 育児休暇について、夫婦で18ヶ月取得ができる。一年間
の育児休暇をとった場合、スウェーデンでは、それぞれの収入
の80%の保障がある。その額を考えて、どれだけ自分たちで
育児休暇をとるか決めている。彼らは少し特例で、それぞれ
1年間育児休暇をとって、2歳児から幼稚園にあずけた。
 日本の育児休暇は1歳半までだが、男性は極端に少ない。
スウェーデンの男性は、規定以上とっている人も25%ぐらい
いるらしい。
 
 スウェーデンの家庭では塾にはいかない。宿題も議論される
ぐらい。学びたい気持ちを育てるとしているが、PISAなどの
結果をみると、日本と逆で、コミュニケション能力が高いが
算数や本を読む力など弱い。学力の弱い生徒に対して補助があ
るが、優秀な生徒に対する応援は少ないという問題点もある。

 しかし、スウェーデンの学校では子どものひとりひとりの意見
やアイデアを大事にし、プレスクールから目標で自立することを
子どもたちは求められている。

 会社にはいる前は個人事業主だった妻。会社を経営してみて、
雇用される方が楽だと思ったという。社会制度の給付金をもらう
にもざまざまな手続きをしなくてはならないのが面倒だっだそう
だ。しかし、スウェーデン人は起業好きだ。会社をつくってうまく
いかなくて普通に仕事をする場合も多いが、スウェーデンは夢を
持って追求するということが、評価される社会だからだ。失敗し
たとしても、夢を持って追求したということが評価される、その
ことは、小さい時から自立心を養う教育があってこそである。



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